Manual — Current as of v3.103

ALEA

偶然性・数学・ランダムネスを核にしたジェネラティブデザインツール。単一HTMLファイル・依存ゼロ・Chrome推奨。 16種のエフェクトノードを好きな順番で繋ぎ、Seedを振るたびに新しい「良い偶然」が生まれる—— そのうち気に入ったものだけを📌Keepで拾い上げていく、という設計になっています。

Single HTML file No install, no account Same seed → same image, always

Quick Start

  1. 01

    🎲 Seed を振る

    クリックするたびに新しい偶然が出ます。今のノード構成・パラメータはそのまま、質感だけが変わります。

  2. 02

    ⊞ Grid で9つ見比べる(G

    コンタクトシート形式で9つのシードを並べて表示。気に入った1枚をクリックして採用します。

  3. 03

    Chain を組む

    下部の+でノードを追加、ドラッグで並び替え。順番がそのまま文法——同じノードでも順番が違えば別の表現になります。

  4. 04

    📌 Keep で拾う(K

    気に入った瞬間をShelfへスナップショット。ノード構成・パラメータ・パレット・シード全部を含めて非破壊で保存されます。

  5. 05

    書き出す、または演奏する

    Export PNG/⏺ Rec で動画/🖥 Live Output で外部モニターへ全画面出力。

Interface Map

Left Panel
  • Presets(クリックで採用)
  • Canvas サイズ・比率
  • Layers(Text / Image / Image 2)
  • Frame
  • Palette(5色、🔒で個別ロック)
  • Motion(Speed / Loop / BPM)
  • Audio(ファイル / ライブ入力)
  • MIDI Mapping
Stage(中央)
  • 実際のキャンバス表示
  • ズーム(Fit〜4x、書き出し解像度で確認可)
  • Text / Image はドラッグ移動+4隅ハンドルで拡縮
  • 下部:Chain(ノードの並び、+で追加)
Right Panel
  • 選択中ノードのパラメータ
  • Gate(BPM同期のOn/Offパルス)
  • Audio(このノード専用の帯域割り当て)
  • Shelf(📌Keepしたスナップショット)

灰色に沈んでいるパラメータは「今の設定では効かない」もの——例えばBlurのAngleはType=Motionの時だけ意味を持ちます。 触れないよう自動でグレーアウトされますが、値自体は保持されるので、条件を満たせばすぐ復活します。

Core Concepts

Seed ≠ Settings

Seedが変えるのはテクスチャだけ

🎲 Seedは各ノード内部の乱数(グレインの粒・ジッタ・スワップ相手など)を振り直すだけ。 On/Offやパラメータの数値は別に保存されていて、Seedを変えても動きません。 全部まとめて振り直すのは⚡ Randomizeだけです。

Order = Grammar

ノードの順番が文法

Glitch→Halftoneと、Halftone→Glitchは別の言語になります。同じノードの組み合わせでも、 並び順を入れ替えるだけで印象が大きく変わるので、まず並び替えを試す価値があります。

Non-Destructive

作業は消えない

📌Keepは非破壊スナップショット。500msごとの自動保存・50件のUndo・起動時の復元バナーもあり、 「偶然を掴み損ねる」ことがないように設計されています。

16 Nodes

「+」追加メニューと同じアルファベット順。チェーンに複数個並べたり、同じノードを2回使うこともできます。

Bitmap

写真調のディザ2値化。粒状でリソ・古いスキャンのような質感。Extractedで写真から自動抽出した数色に減色も可能。

CellThresholdInkColorsPaper

Blur

ガウスぼかし、または方向性のあるモーション/ズームブラー。

AmountAngleType

Glass

溝ガラス越しのような歪み。サイン波でずらした帯が像の断片を繰り返し映す。

RibAmountSoftenRibs

Glitch

スライスされたスキャンラインのズレとRGBチャンネル分離。

SlicesShiftRGB splitChance

Grain

フィルム調のノイズ、モノクロ/RGB。

AmountSizeColor

Grid Reveal

格子状に見せる/隠すをランダムに決定。チェーンの終盤で下のレイヤーへ穴を開けるのに向く。

CellThresholdClusterHidden

Halftone

網点印刷の再現。Dot/Square/Triangle/斜めのLineスクリーン(波打ちも可)。

CellShapeAngleWaveInk

Liquid

周期性の無い有機的な歪みと色収差。水面・液体レンズのような揺らぎ。

ScaleAmountSpeedFringe

Mosaic

ブロック状のピクセル化。ジッタで壊れたタイルのような質感を足せる。

BlockJitter

Palette Map

明るさを、今のパレット5色で作ったグラデーションへ再マッピング。

MixInvert

Pixel Stretch

1ラインをサンプリングし、そのまま外側へ引き伸ばす。ドラッグして滲ませたような筋。

PositionAxisBand

Repeat

画面をグリッド状にタイル化。セルごとにミラー/回転。

ColsRowsLayout

Scan Drift

アナログ的なライン単位のドリフトと、VHSのトラッキングエラー風の帯の張り付き。

AmountFreqTearDirection

Tile Swap

格子(または行・列丸ごと)を入れ替えるパズル的な再配置。ズーム・クラスタも。

LayoutCellAmountRangeZoom

Warp

サイン波/ノイズ波によるX・Y独立の変位。

Wave XWave YFreqWave

Waveform

音声反応オシロスコープ。Waveform/Spectrum/Phase Scope/Stereo Spectrum/Attractor。

ModePositionHeightBars

Text & Layers

Layers

Text / Image / Image 2

3枚を自由に重ね順変更。各レイヤーはNormal(チェーンに含める)/Protect(最前面固定)/Mask(型抜き)を選べます。

Vertical

縦組み(MVP)

Text LayerのVerticalにチェックすると日本語の縦書きに。長音記号「ー」は自動で90度回転、 鉤括弧「」『』も正しい向きに回転。句読点、。は仮想ボディの右上へ自動で寄ります。 Align(左/中央/右)は縦組み時、上/中央/下揃えに読み替わります。

Frame

外枠

パレット連動、またはカスタムカラーの外枠。太さ調整可。

Shelf & Recipes

Presets

10種の出発点

VHS Tape・Riso Print・Torn Scan・Datamosh・Newsprint・Chromatic Bloom・Soft Focus・Concrete Poetry・Broken Glass・Liquid Sign。クリックで採用、テキスト・フォント・パレットは維持されたままシードだけ振り直されます。

Shelf

📌 Keep(K

今の状態を丸ごとスナップショット。サムネイル付きで右パネルに積み重なっていきます。クリックで復元。

Recipe

JSON保存 / 読込 / コピー

💾でファイル保存、📂で読込、📋でクリップボードへ——チャットにそのまま貼れます。

Motion & Audio

Motion

Speed / Loop / BPM

Loopを有効にすると、BPM×Barsで割り出したちょうどの長さでシームレスにループ。書き出した動画がぴったり繋がります。

Audio

ファイル解析 / ライブ入力

音声ファイルを読み込むか、🎙でマイク/オーディオインターフェースのライブ入力に切り替え。Bass/Mid/Highの3帯域を検出します。

Per-Node

ノード単位の音声変調

各ノードパネルのAudio欄で、Band(Bass/Mid/High)→ そのノードの好きな連続パラメータ1つ、を自由に割り当て。全16ノードのどのパラメータにも使えます。

MIDI

Mapping

CC番号 ↔ パラメータ84 targets

アクション1・レイヤー13・ノード On/Off 16・ノードの連続パラメータ54——合計84項目のいずれかにCC番号を割り当て可能。

Learn

🎧 MIDI Learn

Parameterを選んでLearnを押し、物理ノブ/フェーダーを動かすだけ。CC番号を自分で調べる手間がありません。

Setup

保存 / 読込

💾 Save setup/📂 Load setupで、機材ごとのマッピングをJSONとして保存・共有できます(作品レシピとは別ファイル)。

Live Output

Performance

🖥 Live Output

外部モニター/プロジェクター向けの全画面出力。キャンバス本来の解像度(印刷用に大きく設定していても)とは無関係に、 540p/720p/1080pから選んだパフォーマンス向け解像度に固定して描画——重いチェーンでも滑らかに動きます。 クリックすると自動でPlayが始まり、UIは完全に隠れます。

Exit

戻り方

画面右上の✕、または Esc で通常表示へ戻ります。

Export

形式用途備考
Export PNG静止画(1x〜4x)Transparent BGで透過書き出し対応
⏺ Rec動画(MP4/WebM)24/25/30/60fpsから選択、フレーム確定式で録画中の重さに影響されない
⊞ Gridコンタクトシート確認書き出し前に9案を見比べる用途

Keyboard Shortcuts

Re-roll seedSpace
Contact sheet (Grid)G
Keep to ShelfK
Compare (A/B)B
Undo⌘/Ctrl Z
Redo⌘/Ctrl ⇧ Z
Show shortcuts?
Close dialogs / Live OutputEsc

Philosophy

全ランダムは空白の恐怖への解答。白紙から始めない、偶然から始めて削る。
ノードの順番が文法。グリッチ→ハーフトーンと、ハーフトーン→グリッチは別の言語。— ALEA 設計ノート